消え行くShadowbaneというゲーム
ちょっと遅いニュースではあるが。
MMORPG「Shadowbane」の開発元,Wolfpack Studiosが閉鎖?(4gamer)
自分の中のMMOベスト3を挙げる時にShadowbaneを必ず入れる自分としては、思い出のゲームが消えそうな状況というのは非常に寂しいものだ。
Shadowbaneは非常に革新的なゲームで極右に属するものと言える。
『フリーPKシステム』
後にも先にもこんな暴挙をしたMMOを他に知らない。
LV10以下の初心者専用の島と、LV25以下のプレイヤーの拠点となる3つの町の中以外でのPKの制限がないのだ。
PKしても相手のリストに自分が加わるだけでペナルティなし。PKされても持ち物は奪われるが経験値や装備のロストはない。
拠点の町以外の町は全てプレイヤーギルドによって運営されていて、場所により要塞だったり商業都市だったりする。
拠点の町以外はほぼ全てがPK可能なエリアであるが故に街中でも刃傷沙汰が絶えない。
町で商品のリストを物色しているとうしろからバッサリやられることも日常茶飯事なのだ。
だからと言って無法地帯かというとそうでもないのがおもしろいところ。
町で殺人が起きれば悪評が広がり客が来なくなる。
そうなると町を運営するギルドは困るので自ら自治活動をしなければならなくなる。
PKを町から出入禁止にしたりNPC衛兵を雇ったりするわけだ。
Shadowbaneのメインイベントはギルド単位の戦争で町を奪い合うこと。
当然人数の多いほうが強い。どうしても人数の少ないところは戦力が足りないので傭兵ギルドに応援を要請したり連合を組んだりする。外交も力のひとつなのだ。
PKギルドとPKKギルドもあって絶えず戦争を繰り返していたりはするのだが不思議とおおむね平和だった。なんでかっていうと、プレイヤーには所属ギルドを表示するマークがあって、それを確認したうえで大規模ギルドのメンバーをPKしたりすると、逆に報復されて最終的には自分の首を絞めるからである。このあたりはフリーPKシステムならではのパワーバランスと言える。ある意味では現実世界に非常に近いかった。
そんな中、中国から200人近いプレイヤーが流れてきてサーバー統一を目指して動き始める。
今まで自分達の遊んできたサーバーを占拠されるのは誰にとってもうれしくないわけで、主張を越え国境を越え、PKギルド、PKKギルド、自称まったりギルドもみんな手を組み、日本、台湾、マレーシア、香港連合軍対中国のアジア大戦が勃発することになる(実話)。
まぁ、こんな感じのゲームでした。
面白かったんだけど、洋ゲーならではの濃いグラフィックとフリーPKというシステムのおかげで日本では流行らなかったねー
いつかはなくなるものだけど、やっぱり残念だな。










