読書ブーム
最近なろう小説にハマっている。
きっかけはアニメの「転生したらスライムだった件」。
読書はいい。
好きな時に止められて好きな時に再開できる。
一人でできるし、場所も選ばない。
なろう小説がブームになったのは5年ぐらい前?
完全に一回り遅れてのブーム参加である。
ブレイクのきっかけがどの作品だかは知らないが異世界物が雨後の筍のようにあるから死ぬほど読めると聞いていたがそんな中二じゃあるまいしとスルーしていた。
よくよく考えれば読まずにスルーすることこそが中二だった。
いくつか作品を読んでみるが、項数が多いものは基本的にすんなり読める。というか文章ってある程度ちゃんと書いてあればあとは想像力だから大体読めるのではという気がしてくる。
そこでふと異世界のタイトルを背負ったクソマンガを思い出した。
確か異世界で農家をやるような話だった。
検索してみると「異世界のんびり農家」という作品が出てきたので読んでみる。すでに文字数にして150万。相当長い作品だ。
読んでみるとコミックが原作そのままに表現されているのがわかる。わかるが、それじゃダメなのもよくわかる。
だって書き方がブログじゃん…
空想異世界農家ブログ。
作品として問題なく成り立ってる。
ご都合主義だが楽しい。
すごいスピードで次へ次へと読まされるパワーがある。
でも、これをそのままマンガにするのは無謀でしょう。
原作を元にもう一度小説を書いてからマンガ化しないと無理。
挿絵もなければ詳細な描写もない。
キャラの名前は憶えても姿がイメージできない。
そんな作品を具現化しろとか村長の槍を受け止めるレベルで無理。
コミカライズ担当に同情する。
不幸な事故だったんだなこの作品は…
クソマンガを記憶していたおかげで割と面白い原作に興味を持てたので今は感謝しかない。
ブログのような書式で小説を書くという手法は目にしたことがなかったのでとても新鮮で、絵だけではなく文字は文字でいろんな書き方があると感心した。
ちなみに今書いてる文章も500話ぐらい読んだ直後なので書き方が作品と似ちゃってると思う。仕方がない。
他の作品もいろいろ読むつもりだが、読書は読み始めると睡眠時間がゴリゴリ削れていくので注意しないとなぁ。