マンガなしでは生きられない。

【マンガ】少年サンデーの編集長が変わったらしい

| 2015-08-19 16:54 |

少年サンデーの編集長が変わったらしい。

と、聞いたので調べてみたらゲッサンの市原武法編集長がサンデー編集長になるそうだ。
サンデーに声明文を掲載し「独断と偏見でやっていきます」と宣言した。

恐ろしく攻めの姿勢だ。
今まで多くの雑誌は「感覚」よりも実績やデータから作品作りをしてきた感がある。
ここ10年ぐらいのサンデーはそれが顕著で、売れた作家に得意なものを、新人には流行りのものを描かせる雰囲気があった。

独断と偏見でやるということはそれをぶっ壊すという事だ。
「作家が描きたいもの持って来い。面白かったら載せてやる。ケツはオレが持つ。」
という事になるわけで実に男前。
仕事以外でも相当なマンガ好きなのだろう。
面白さの絶対的モノサシを持ってないと言えない事だ。

サンデーがチャンピオン寄りの方針になるわけだから期待せざるを得ない。
チャンピオンでは作風が合わなかった新人さんも持ち込みやすくなるんじゃないかな。
作家の熱量は伝わる人だと思うんだよねゲッサン見る限り。

新人にチャンスを与えるという事なので、チャンピオンのように読み切りの掲載や短期集中連載を増やしてくる事が予想される。
それならベテランを切る必要はないからだ。

ここ数年のサンデーは読み切りが載ってもベテランや前作がヒットした作家ばかりで新人の読み切りは少なく、4週~8週程度の短期連載もほとんどなかった。
それが今後増えていくというのは個人的にはとてもうれしいし、新人さんにも嬉しい事だろう。
数年前にサンデー本誌で掲載された「召喚されテトラ」という読み切りが他のサンデー系列で連載されたっての聞いてすごく残念だったから本誌で掲載されたなら本誌で連載してほしいな。

ベテランを切る必要はない、と言っても短期で成功した新人は本連載しなければ意味がないわけで、ベテランを打ち切る必要も出てくるだろう。
その時にサンデーに大きく貢献したT橋センセやわざわざ他誌から引っ張ってきて長期休載の後にやっと連載再開したW瀬センセあたりをバッサリいけるのかどうかが見物だ。
あとは終わりも先も見えないし特に話が進展してるわけではないがファンと売り上げは安定しているHセンセあたりをどう扱うのかという所かな。

鮮度があって次週が楽しみな漫画雑誌になってくれれば言う事はない。
またサンデー買うことにする。

コメントを書く

トラックバック

Trackback URL
speed(microtime) : 0.032941