マンガなしでは生きられない。

【マンガ】これが「改革」なのか?少年サンデーで畑健次郎の月イチ連載が始まる。

| 2015-08-26 10:36 |

来週からサンデーで畑センセの月イチ連載「アド アストラ ペル アスペラ」がはじまるらしい。

が、誰得なのかという疑問。
月イチ連載は次の話を読むまで期間が開くので購入動機になりづらい。
少なくても定期購読者を増やす効果は薄いはずだ。
その号は買っても次週載ってないんだし。

マンガ大賞を取ってひととおりメディアミックスしてしまってからは用済みと言わんばかりの掲載ペースで今や月イチどころか不定期連載の銀の匙(※)だがヒットするまでは週刊~隔週ペースで掲載していた。
それを考えると客をつかむまでは月イチ連載ではなくハヤテを一時休載してコミック1巻分ぐらいは週刊で掲載するべきではないのだろうか?

ハヤテファンは畑センセの新作が読めるのでwin
1巻分連載すればコミックス買う人も出てきて出版社的にもwin
作品にファンが付けば定期購読者になる可能性が上がって雑誌的にwin
枠は減らないので他の作家さん的にもwin
既存のサンデー読者的には面白いマンガ(新連載が面白い前提)が読めるのでwin

おおよそwin-winなはずだ。
若干負けが入るのはハヤテだけ読みたい人ぐらい。

月イチだと「次回が楽しみ感」が持ち続けられない。
今かなり面白い田辺イエロウセンセのBIRDMENですら他の作品に記憶が上書きされて次回までキープできない。
読めば次回楽しみにはなるんだけどね。

逆に月イチ連載のいいところは作家に負担が少なく、売れてしまった作品なら継続的にコミックス売上とネームバリューを雑誌にもたらしてくれる点だろう。
また連載枠も圧迫しづらい。


とはいえ最初からの月イチ連載はイマイチ、というかメリットが薄いと考えられるので改革をブチ上げた市原新編集長の政策とは考えづらいが消費者側では感じ取れない明確なメリットがあるのかもしれない。
後は前々から決まってただけという可能性ぐらいか。
つまんなかったら前々から決まってても月イチでも載せないだろうし、今は楽しみにするとしよう。

※銀の匙は作者の家族の都合により不定期です念のため。

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