今年もマンガ大賞のノミネートが発表されました。
個人的に推してた王様たちのヴァイキングが入ったのは嬉しいところ。
今回のノミネートは普段読んでる雑誌からのノミネートは少ないので未読が多い。
新しい作品の発見ができるってのは実に喜ばしい。
快活CLUB上尾春日店の蔵書を調べたところBLUE GIANT以外は全部あるようなので籠らなくては。
(2/12:読んできた作品の感想を追加)
坂本眞一「イノサン」
フランス王朝時代の死刑執行官の話。
絵柄的にクレイモアの作者かと思ったけど違う人でした。
絵柄は緻密にして表現に手加減なし。
つまりはエロやグロもお構いなし。流血はもちろん拷問も四肢断裂も描かれている。
人物や服飾の美しさとゴア表現のコントラストが印象的。
そんな作品であるにも関わらず思いほのか気持ち悪さはなく、主人公の死刑執行に対する使命感がよく伝わり
むしろカタルシスすら感じることができる作品になっている。
あとね、主人公の妹のマリーのキャラが最高にイイ。
大賞の如何はゴア表現の部分がどう評価されるかだなぁ…
さだやす、ストーリー協力 深見真「王様達のヴァイキング」
マンガ大賞では初の最終ノミネート。
当ブログでは2013年の新連載で注目作として紹介している(こちら)
東村アキコ「かくかくしかじか」
東村アキコの自伝的作品。
ある程度成功した人の過去を振り返る作品という意味では
「ホームレス中学生」とかリリーフランキーの「東京タワー」とかと同系統でそれ以上でもそれ以下でもないと思う。
読みごたえは結構あるのだが、美大生や美大受験生にはもっと響くんだろうなぁと遠目で見てしまうような感じだった。
松浦だるま「累 ―かさね―」
イブニングは読んでいるのだが累は雰囲気が非常に重かったので避けてた。
ちゃんと読む。
椿いづみ「月刊少女野崎くん」
去年アニメで話題になった作品だが未読。
アニメ見る前でよかった。
野崎くんって4コマだったのか…
キャラ萌えマンガでした。
笑いの爆発力はないがニヤニヤしながら読むタイプの作品。
大今良時「聲の形」
連載最終回と同時にアニメ化が発表された作品。
聴覚障害の少女を中心に、かつてその少女をいじめた少年の成長を描いた作品。
「面白さ」という部分ではエンタメではなくドラマとしての評価が高い。
田島列島「子供はわかってあげない」
話の筋がしっかり通った作品だが固いわけではない。
むしろゆるい感じなのだが意外とシリアス部分もある。
読みやすい。
高野文子「ドミトリーともきんす」
マンガというかエッセイ。
理系的な話をマンガにしてみた感じなのだが私は凡人なので面白さが理解できなかったが
もうちょっとで面白さのはしっこに手が届きそうな感覚はあった。
万人向けではないかな?
石塚真一「BLUE GIANT」
未読
市川春子「宝石の国」
宝石や鉱石が「人」になった国の話。
主人公の凡人っぷりはなかなかに楽しいのだが、絵でキャラが見分けられないのがストレス。
ストーリーの背景やストーリーの見せ方はよくできてると思う。
竹内友「ボールルームへようこそ」
2011年の新連載だから今年はないのかなと思ってたけどノミネートされたねー
前回ノミネートのマンガ大賞2013年では堂々の2位でした。
三部けい「僕だけがいない街」
去年もノミネートしていたのでその時読んだ感想はこちら
続刊が出ているので印象も変わるだろうと思う。
続刊を読んだらある程度の部分は解決を見ていてなかなか楽しめた。
が、意外なことに爽快感はなかった。
なんでだろう。
「解決した」というより「たまたまうまくいった」感が強いからかな?
堀越耕平「僕のヒーローアカデミア」
2014年のジャンプの新連載の中では好評だが自分の中ではそれほど評価は高くない。
キャラの動かし方は素晴らしいのだが、ギミックも世界観もストーリーも雑かなーと感じる。
ヤマザキコレ「魔法使いの嫁」
ファンタジー作品の作り方の手本のような作品。
情報の出し方、主人公の立ち位置、すべてが理にかなっている。
すごくオリジナリティがあるわけではないが、「とてもよくできている作品」
あらかた読んだところでの今年の予想は
「ボールルームへようこそ」
「王様たちのヴァイキング」
「イノサン」
の三点ワイドでいきたいと思います。
累とBLUE GIANTがぶっこんで来たら買って読みます。はい。